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安易かつ脆弱な暗号アルゴリズムの保護

[「裁判所は、暗号を解除する行為が同法1201条に違反しているとして、7日以内に販売をやめるよう命じた。」]

DVDとDeCSSについての裁判や判決についての記事は多く存在します。
これはDMCAに関連する文脈でかたられることが多いわけですが、これを暗号技術という側面から考えてみましょう。

著作者がその著作権を守るために暗号技術を使用することはよくある話ですが、
今のDMCAでは、その暗号技術が脆弱であっても、それは技術的手段ということで違法になります。
極端な話、CSSのかわりにシーザー暗号を(あるいはRot13やビット反転)等を使っても
かまわないし、それを解くためのソフトウェアを作成することは許されないわけです。

これは、何を招くか。それはまっとうな暗号技術が必要なところに使われないことになります。
まっとうな暗号技術が売れないと暗号業界が困ります。コンテンツ業界の保護ばっかり
考えてるのも困りものです。

回避手段を禁止、じゃなく技術的に不可能なものを採用しない限りコンテンツ保護技術として認めないように
した方が社会全体のためにもいいと思います。


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» 暗号化技術と訴訟 送信元 WTO Law
[関連したBlog] 「法律」的というよりも「法と経済学」的な 点から、考察してみたいとおもいます。 ---------------------- > これは、何を招くか。 > それはまっとうな暗号技術が > 必要なところに使われないことになります。 これはどうでしょうか。 DMCAによる解決に必要なコスト # 暗号を破... [詳しくはこちら]

コメント (2)

arai:

どんなに強力な暗号技術を採用したとしても、再生ソフトウェアやハードウェアに解読装置が組み込まれているわけで、リバースエンジニアリングされたら終わりですよね。

それを防ぐためには、各端末に個別の鍵を用意して、その鍵をrevokeできるような仕組みを用意しなきゃならんですね。

未踏のプロジェクトで、そういう暗号体系を研究してる人がいたけれども、うまくいったのかなー。すごく難しそうなチャレンジだとおもいます。

ただ回避手段というのには、アナログ的手段なども含まれるわけなので、完全に技術的に回避不能なものをつくるというのは難しいかとおもいます。

y_ikeda:

そうですね。極端な話、アナログで一回テレビに出力してそれを録画してしまえばコピーは(劣化するものの)とれてしまうわけで。

そもそも、「プレスしてはい終わり」っていうものをコピー不能にするってのは、いろんな意味で困難な気がしてます。
本当にコピーを防ぎたいのなら、ネットワーク型の認証モデルでも導入しないと
ダメなのかもしれませんねぇ。

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