テレビで、
「なんで、漁船からはレーダーでイージス艦が見えていたのに高価なイージス艦のレーダーが漁船を発見できないんだ」
みたいな発言をしていた漁師さんがいたんですが、ちょっと疑問に思いました.
イージス艦「あたご」は7700t。清徳丸は7.3t
立体物ですから、重さの比1000:1ってことは長さ比10:1くらいで、断面積は100:1くらいになりそうな気がします。(ステルス性がどれくらいかという資料がないので一概には何ともいえませんが。鋼鉄製のあたごとFRP製の清徳丸ならむしろ清徳丸の方が断面積は小さそうな気がします。)
ってことは、同じ能力のレーダーなら当然あたごのレーダーが清徳丸を見つけるより、清徳丸のレーダーがあたごを見つける方が早いです。
もちろん、同じ能力のレーダーってことはないとは思いますが、同時に多数の輝点がある場合に弱い反応がノイズと判断されてしまった可能性は否定できないと思います。
不幸な事故だとは思いますが、一方的に自衛隊だけを責めたり清徳丸だけを責めるのは間違いだとは言えます。回避義務がなくたって危険なら回避するべきだし、そもそもライフジャケットも付けてないってのはやはりどうかと思います。
どちらも、海の危険性というものに対して慣れてしまって認識が薄れていたのではないでしょうか.
