「解読不能は数学的に証明済み」、RSAを超える新暗号方式とは - @IT追加取材を5月29日に行いました。続報記事を予定していましたが、以下の理由で続報記事の掲載を延期させていただきます。
理由の1つは同席する予定だった暗号研究者が欠席したためです。その結果、当記事作成に当たった編集部の西村が単独で追加の取材を行う形となりました。追加取材の場では、再度、CAB暗号方式の概要および現在進めている安全性検証について話を聞きました。
また、ビジネス面での進捗や情報の公開準備についても確認しました。クリプト・ベーシック社が特許申請を今後3カ月程度をめどに行う予定で弁理士と検討を進めていること、それに引き続き早ければ年内から年明けにも、いずれかの学会で学会発表を行う予定もあることが判明しました。
このため、最短で3カ月、最長でも2年程度で、CAB暗号方式のアルゴリズムに関する情報がオープンとなることが分かりました(特許庁に出願した特許申請は、出願から1年半後に公開特許公報に掲載されて、パブリックになります)。実装のオープンソース化も視野に入れているとのことです。
以上のことから、肝心の発明部分が非公開の状態のままにさらなる追加取材を行うよりも、専門家が客観的判断を下せるだけの十分な情報が公開された段階で、追加取材および記事掲載を行うべきと判断いたしました。
今後もクリプト・ベーシック社の情報公開準備に関する進捗については、随時同社に問い合わせ、このページに追記していきます。
というわけで、続報無しですね。
同席する予定だった暗号研究者って誰だったんだろうか。
ついでに、安全性検証中かよ。安全性は証明されてたんじゃなかったのか:-)
